フランクの ~早期退職~ ビフォー・アフター

・・・・・ライフプラン、ファイナンス活動により、「悠々自適」を目指す! ~早期退職を決行して「何とか自適」生活を送っているフランクの退職前・後のこまごました奮闘状況を書いて行きます。

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年金補助としての定期分配型投資信託

~ どの分配方式が有利か?(試算) ~

 昨年、満60歳に到達し、公的年金(特別支給老齢基礎年金)と企業年金、および個人年金(生命保険型、共済型、財形)3本が支給されています。(→参考記事

本格化する年金生活
 来年からは、僅かではありますが妻の特別支給老齢基礎年金が支給され、私が64歳になれば、公的年金はほぼ満額支給となります。いよいよ、本格的な年金生活者となってしまいます。高額な厚生年金、国民年金、個人年金の料金を払ってきたとはいえ、ありがたいことだと思っています。反面、もうそんな年齢になってしまったのかと思うと、ちょっぴり寂しいです。

年金の足しにと「分配金」
 しかし、これら年金すべて支給されても、やはり夫婦二人が余裕のある生活をするには、物足りません。特に、私が描いた60歳からのライフプランに取り組んでいくには、資金が十分とは言えないのです。だからというわけではありませんが、少しでも年金の足しにでもなればと思って、退職直後から定期分配型投資信託を購入し、その分配金によってこの5年半の間、それなりに潤うことができました。当時購入した投資信託2本は、一昨年からの市場急落にもかかわらず、継続してプラスリターンを維持しています。ただ、分配金は約70%に減ってしまいました。まあ、昨今の市場状況ではやむを得ないでしょう。

比較的堅調な定期分配型投資信託
 現在、定期分配型投資信託は7本保有しています。退職直後購入した2本の投資信託と、つい最近購入を始めた1本の計3本がプラスリターン、残り4本はマイナスです。退職直後に買った2本の投資信託が定期分配型投資信託資産に占める割合が大きいので、現状は少しのプラスで落ち着いており、非常に助かっています。マイナスリターンの投資信託も、このまま継続すればいずれプラスに転じると信じて、しっかりホールドしていくつもりです。

資産形成には不向き?
 さて、定期分配型投資信託に関しては一長一短があります。総じて、個人投資家にはあまり良い印象が得られていないようです。私の場合は、あくまでも年金補助として考えていますので、以前の記事でも書きました通り、現在のライフパターンにぴったりの商品だと思っています。資産形成&成長を目的にされている方には、十分な複利効果が得られないということで、不向きと考えられているようです。しかし、本当にそうなのでしょうか。確かに、毎月分配金をもらい、その中から税金を払って、残りを受け取る。この支払った税金が複利効果を減じていることになりますので、もったいないということですね。ただ、これは景気が良くて市場が上昇期に言えることであって、市場が下落期には分配金を現金で受け取るということが一種の損切りとなり、その分リスクにさらされないということになるとも考えられるのではないかと思います。ということで、定期分配型投資信託は、自分であれこれ考えなくても、自動的に利益確定あるいは損切りをやってくれているのだ、と私自身は考えているのです。

私にとって好都合な定期分配型!
 私みたいに意志の弱い人間は、利益確定するにも損切りするにも常に迷ってしまって、判断と行動が遅くなってしまい、結果として利益が十分得られなかったり、損失が膨らんだりします。それが、確かに複利効果は得られないにしても、分配金によって勝手に利益確定や損切りをしてくれるのであれば、少々リターンが少なくても、あれこれと考える負担が軽減されるので、私にとっては好都合で有利だと考えています。もちろん、定期分配型といっても色々な種類のものがありますので、できるだけ基準価額の変動が少ない、安定した投資信託を選ぶことが重要ですが・・・。


分配方式の違いによる投資成績の比較(試算) 

 ここで、毎月分配型投資信託を5年半前(私が退職したとき)から保有していたとして、毎月分配金を受け取った場合と、分配金を再投資した場合、そして1年分配型(非分配型とほぼ同等)の場合で、資産がどうなったか計算し比較してみました。試算対象の投資信託は、巨大な外債ファンドであるグロソブとしました。

● 条件
  1.期間      2003年10月6日(開始時)~2009年3月31日(判定時)
  2.比較対象  毎月分配型、3ヶ月分配型、1年分配型で各々分配金受取型と再投資型に
            ついて比較
  3.購入時の基準価額    ①毎月分配型        7,903円
                    ②3ヶ月分配型       7,935円
                    ③1年分配型        10,903円
  4.①②③各々の基準価額を10000とした場合、判定時の分配金込みの基準価額が
    いくらになるか計算し比較する。
    (決算日の基準価額と個別元本を比較して、普通分配と特別分配を区別する)

● 結果                 分配金受取        分配金再投資
 ①毎月分配型            11,148(1.000)      10,681(0.958)
 ②3ヶ月分配型           11,254(1.010)      10,787(0.968)
 ③1年分配型            11,537(1.035)      11,536(1.035)
    注 ( )内の数値 → 毎月分配型で受け取った場合の判定時基準価額を1とした場合の
                  各々基準価額の比率

 つまり5年半前に1万円を投資した場合、現在の評価額は

  毎月分配型で分配金を受け取った場合         1万1148円(+2.08%)
  毎月分配型で分配金を再投資した場合         1万0681円(+1.24%)
  3ヶ月分配型で分配金を受け取った場合         1万1254円(+2.28%)
  3ヶ月分配型で分配金を再投資した場合         1万0787円(+1.43%)
  1年分配型で分配金を受け取った場合          1万1537円(+2.79%)
  1年分配型で分配金を再投資した場合          1万1536円(+2.79%)
                                     ( )内はリターン率(年率)を示す。

となります。

 これらのことから分かることは、以下の通りです。

 1.1年分配型がもっともリターンが高い。
    グロソブ1年分配型の分配金は10円/年と少ないので再投資してもリターンは
    ほぼ同じとなる。そして分配金の少なさゆえに非分配型と同等と考えられる。
 2.リターン率の大きさは、1年分配型が最も大きく、3ヶ月分配型、毎月分配型の順になる。
 3.毎月分配型、3ヶ月分配型では再投資したほうがリターンは少ない。

 ほぼ予想通りの結果でありますが、分配金再投資型が分配金受取型よりリターンが少なくなったのは、直近の基準価額下落により再投資された分がその影響をもろに受け、まだ十分回復していないからであります。そして、当たり前ではありますが、非分配型(1年分配型)のほうが高いリターンが得られることは明らかであります。

 参考までに、5年半の基準価額(税引き後の分配金込み)のチャートを以下に示します。

定期分配投信比較
                               (注)購入手数料無視、普通分配金は税引後

● 何と言っても、非分配型(1年分配型)は複利効果が効いて、効率的である。ただ、今回のような急下落があると、パフォーマンスは瞬時的に分配金受取型とほぼ同じになる。もし、急下落ではなく、下落期間が長期にわたると、逆複利効果が効いて、パフォーマンスは分配金受取型より悪くなると予想できる。ただ、下落が回復してくると、立ち直りは早い。

● 毎月分配型と3ヶ月分配型には特に違いが見られない。要するにどちらでも同じということか・・・。

● 分配金受取型と再投資型の比較
  ①再投資型の複利効果は開始後3年以降に現れ始めている。そして、保有期間が長いほどその効果は大きくなると思われる。ただし、再投資型は分配金が投資元本に組み入れられるので、常にリスクにさらされるため、下落場面があるとその影響をもろに受けてしまい、下落率が受取型よりかなり大きくなる。受取型の場合、分配金を現金で保有している限りリスクにさらされない。
  ②このデーターを見る限り、再投資型を選択する意味はほとんど無く、分配金受取型にしないのであれば、非分配型(ここでは1年分配型)を選択したほうが良い。


 結論としては、とにかくご自分の置かれているライフステージを正確に判断することが大切であります。その上で、私としては以下のように考えています。

● 私みたいに、残り人生が少なくやり直しの効かない、つまり投資期間を十分長期に取れない場合は、分配型を選び、現金で受け取ることによって、分配金をできるだけリスクにさらさないことが有効であり、気分的にも安心感があって良いと思うのであります。

そして、私個人としては最低20年間、基準価額が消滅しなければ良しとすべきかな・・・と考えています。

● 若い人たちにとっては、投資期間を十分長期に取れるので、やはり非分配型(この場合は1年分配型)が有利でしょう。投資期間が長期であれば、今回の急落に対しても、回復するまで十分待つことができると思われます。ただ、元の状態に戻る保証はありませんが・・・。

ただ若い人でも、毎月の小遣いを目的に分配金受取型を選ぶのも結構いいかも・・・。要は考え方ひとつですね。


 以上、長々と書いてしまい申し訳ありません。本格的な年金生活を迎えた者の勝手な考えとして、受け止めていただければ幸いです。

 ここでの記事は、あくまでも代表的な定期分配型投資信託を、2003年10月に購入して運用した場合に、現在の成果がどうなっているのか試算して判断したものであります。従いまして、他の投資信託を対象にした場合や、購入時期・運用期間が異なる場合に適用できるものではありません。また、今回対象にしたこの定期分配型投資信託の将来における投資成果を予測するものではありません。
 あくまでも投資は自己責任でお願いします。




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  1. 2009/05/03(日) 15:28:18|
  2. 投資信託
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

こんばんは

>自分の置かれているライフステージを正確に判断することが大切であります。

本当にそうです。
うさみみは人生の第○ステージという書き方をしますが、自分の意識しているステージを書きとめておく(=意識する)ことは大切だと思います。

おっしゃるように、ステージによって考え方も対応も違ってくる。。。つまり「変化」していくものなのです。
この「変化」と投資をどう整合させるのか。。。特に長期投資の人は難しいと思います。

実際このような視点で書かれているブログはほとんど皆無ですね。。。うさみみはこのブログで他では得られない多くのことを学ばせていただいています(^^♪


>本格的な年金生活を迎えた者の勝手な考えとして、

と控えめに書かれていますが、実に実に大切なことだと思います。
(フランクさんは絶対にそこが大切だと考えられていると想像してコメントを書きました~笑)
  1. 2009/05/03(日) 23:08:41 |
  2. URL |
  3. うさみみ #-
  4. [ 編集]

うさみみさん

お久しぶりですね。
お元気そうで何よりです。

ライフステージの変化と投資をどう整合させるのか?
つまり、ライフステージの変化にキャッシュフローをどう対応させていくか・・・ですね。
その対応のさせ方に、投資活動が大きくかかわってくることになるのでしょう。

何もしなければ、そのリスクはとても大きいものになると思います。
決して無理をせずに、そして積極的に対応していかないと、将来困ることになるかも・・・という不安がいつまでも残るでしょう。まったく、難しい時代になったものです。

多彩な金融商品に応じたリスク分散と、余りある(私から見て)残りの大切な人生に応じた時間分散を有効に活用することが、若い人にとって非常に大切なことだと思います。

がんばってください。
  1. 2009/05/04(月) 20:38:17 |
  2. URL |
  3. フランク #9q.KjBZc
  4. [ 編集]

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